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日記形式でつづる いがぴょんコラム ウェブページです。
Java言語が十分に普及したこと。また 私自身が 既にJavaの動向に追いつけていないことなどを鑑み、Javaエバンジェリスト引退を ここに宣言させて頂きます。 , オープンソース開発などに従事して生計を立てることは可能かしら。
わたしは、ここにJavaエバンジェリストという役割を引退させて頂きます。いがぴょんこと伊賀敏樹はここにJavaエバンジェリスト引退宣言をさせていただきます。
宣言するまでもなく、私は既に Javaエバンジェリストという役割を担っていないという現状があります。引退するまでもなく 既に資格を失っております。
Javaは既に大変に普及してしまっています。もうJava言語を情報処理技術産業に布教する必要は無いほど、絶対的にJavaは普及して浸透してしまっています。Javaを身につけていない情報技術者が 肩身の狭い思いをしてしまくらい、そのくらい普及しました。そうなのです。マジョリティになってしまったのです。
Java関連の新技術に私は ときめかなくなってきてしまっています。目新しい技術などが登場しなくなった、と言っているわけではありません。私の守備範囲の中でヒットする Java関連の新技術が無くなってしまったのです。(そういえば私はGUI系が からっきしですし、かといってmetadataやテンプレートなどは私にとっては抽象的すぎるのです)
個々のJava関連技術は 既に細分化されていて、もはや私の力量では追い切れていないという現状があります。
今はJavaに関する書籍やインターネットウェブページなど情報が十二分に行き渡っています。ありし日は 英語ですらなかなか情報が入手できず、Javaに携わる人同士で互助や情報発信などをしながら、ようやくJavaが使い物になっていた時代がありました。今は昔、という感じですね。
Javaがオープンソースではないので。
そもそも 私って 飽きっぽいんです。性分なので、これはどうにもなりません。自分で自由がきく時間をJavaではない別のものにかけたくなってきたのです。
いやまあ、何にせよ宣言するまでもなく、実体としては 全くもって終わってしまっているのですけれどもね。おおぜいの日記の読者の方々にも支えられ、また助けていただきました。どうもありがとうございました。
今振り返ると 6年間もJavaを職業として生活してきたのですね。思わず昔の日記を掘り起こして読み返してみました。
この当時に 今現在のJavaの盛況ぶりまでは さすがに読み切れませんでした。ここまでJavaが普及して、本当に良かったですね。また Javaを支えてられる他の皆様に感謝を述べさせて頂きます。みなさま、どうもありがとうございました。私なんかは Java言語が「もうイケる」状態になった 1998年からJavaに従事したので、先人の情報発信や情報交流が既に存在する状態で活動できたので、とても助けられました。
そういえば、この時代(1998年当時)は まだブログ(Web日記)なんていう概念はあまり世間では浸透していませんでしたね。私がJava言語が気になっていたのもやはり同じ年の1998年のことでした。
1998.02.19での判断として、私は Linuxを選択せずに Javaを選んだのですね。感無量です。
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そんなことで、次に来るべきものとして 1998年に立ち返り 私はLinuxに取り組ませて頂きます。Linuxといっても幅が広いですね。私は Debian GNU/Linuxに取り組んでいこうと思います。Debianに着目する理由は下記のようなものです。
Debian GNU/Linuxは 完全に自由(フリー)だから。
KNOPPIXがDebianベースだから。
ぽえりな がDebianベースだから。
Debian 3.1 (sarge) の構成内容が魅力的だから。 # 以前 Debainを検討した時には Debian 2.2 (potato)の時代でした。さすがに当時として パッケージが古めで目新しさに欠けるように感じられたのです。
岡本さんたちのようなDebianな方々と 幸運なことにも面識があるから。
私は Windows NT 3.1 の頃からの筋金入りWindowsユーザです。その視点を生かして Debian GNU/Linux に取り組めば 筋金入りのUNIX屋さんには思いもつかない情報のかみくだきや情報発信ができるのでは、とやや謎めいた抱負を抱いています。
Debianの入門は 下記の書籍をとっかかりにさせていただきます。
さあて、がんばるぞう。そして、もしDebianに萌えてしまった日が訪れたとしたら、晴れて Debian GNU/Linuxエバンジェリストになってみたい、なあんて思うのです。現時点においては Debianは最も世界中でユーザ数の多いOSではありませんから。現時点では Windowsが世界レベルで圧倒的にユーザ数が多いです。その時点ではマイナーなモノで、だけれども凄く良いモノを発掘して、心の底から萌えて、そして広く普及するのがエバンジェリストの醍醐味なものですから。
それと共に ここ最近 オープンソース開発などをして生計を立てることはできないのかしら、と考えています。私はなれるものならオープンソースの擁護者になりたい、と考えているからです。一昔前は少なくとも日本国内では そういうオープンソースで生計を立てるなんていう道の選択ってありえなかったように考えていますが、しかしここのところオープンソースの活用方法の幅が広がってきて、結果的にオープンソース開発などに携わりながら生計を立てることができるという人が少ないなりにも日本国内において存在されてらっしゃるように考えています。…そういう人と実際に情報交換をしたことが無いので はっきりとはわかりませんけれどもね。ただし私の今の勤務先においては、そんな選択肢は無いでしょうね。しょぼーん。
さしあたり私が今一番気になっているオープンソースプロジェクトがWINEです。私はエミュレータのタグイが微妙に好きなのでしょう。(別に得意というわけではありませんけれども)WINEに対してなら Visual C++ 1.0時代から Windows NT 3.1上で MFCをどろどろに使い込んで C++言語やWin32APIを駆使してきた5年間程度の経験が多少なりとも生かせそうなところもポイントを感じます。でももう、さすがに Visual C++については 現役を退いて久しいので 忘却係数が高そうですけれどもね。とはいえWINEで生計を立てる選択肢なんて私の身近にはありそうもありません。まあ、これは妄想ですなぁ。とりあえず何かしらオープンソースに従事して生計を立てることが出来れば楽しそうだなぁ、と妄想にふける今日この頃。
そうやって思い出してみると、ずいぶん昔に 一瞬ではありますが Apache Xerces-Jにパッチを当ててバグを直し、そしてコントリビュートを行うことが仕事になっていたなんていう時期がありました。ああいう 地味な作業がオープンソースを支えているのでしょうね。なつかしい。
振り返ったら、なんと1999年くらいから WINEに興味が行っていたようです。いがぴょん、我ながら恐るべし。
2000/01/08 日記: Linux4u.net体験 , WINE最新版ゲット http://www.nttd-bb.com/solution/igapyon1/ig000108.html
1999/11/26 日記: LinuxのWindowsエミュレータ WINE を調べる , diffユーティリティ体験 http://www.nttd-bb.com/solution/igapyon1/ig991126.html
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