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2006-07-15 diary: ヴァイオリンを抜本的に調整

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ヴァイオリンを抜本的に調整

斉藤弦楽器(齊藤弦楽器) さんにお願いして、ヴァイオリンを根底から調整してもらいました。

クラシック音楽ネタ: ヴァイオリンを抜本的に調整

斉藤弦楽器(齊藤弦楽器) さんにお願いして、ヴァイオリンを根底から調整してもらいました。斉藤弦楽器さんは大久保駅の近くの楽器屋さんです。最近はヴァイオリンのハードウェアに関することは必ず斉藤弦楽器さんにお願いしています。

私のヴァイオリンは1991年製です。誕生から15年が経過し、ずいぶん音も枯れてきたと感じています。ここで抜本的な調整が必要なタイミングと考えて実施しました。

全く音色は変わりました。最近特に気になっていた「そば鳴り」は無くなりました。音はかなり出ている(飛んでいる) ようです。演奏したときの指への負荷が減ったようにも感じます。今まで抱えていたヴァイオリンに関する数多くの課題が今回の調整で克服できた見込みです。

一方で 「そば鳴り」が皆無になった分、演奏感覚が かなり変わっています。とりあえず実際にヴァイオリンから出ている音色がヴァイオリン奏者として全くわかりません。聞こえません。調整後のヴァイオリンに私および私のヴァイオリン奏法が馴染むまで、しばらく時間がかかりそうです。「そば鳴り」が無くなった状態の方が正しい状態であるので、私がヴァイオリンに馴染むのが正解と考えています。これは弾きがいがあり、また勉強になります。

2006.09.17追記 後日談: いろいろ検討した結果、E線は ゴールドブラカット 0.27mm へと変更しました。倍音が増えて、とても引きやすくなりました。ところで、ゴールドブラカット 0.27mmのテイルピース側の色が 緑色から水色へと変更されていました。びっくりしました。


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