荒木バイオリン工房 さんでオーダーメイド・ビオラ製作のキックオフをしてきました。
- 41cm サイズ程度 (Stradivarius 171X年 型紙)
- 裏板: 1枚、表板: ブックマッチ。共に極厚指向
- 横板: ネック: 35mm程度、テイルピース: 38mm 程度
- アーチ: 表: 17.5mm程度、裏: 16.5mm程度。彫り深めで格好よく!
- ネック・テイルピース共にブロックは大きめに
- ネック長: 未定
- 駒: despiau
Giuseppe Ornati 様の寸法表を参考に悶々と初期仕様をつめました。 製作に最大2年、その後のエイジングに4年の計画です。
- 豊かな起伏 (high arched) かつ 豊かな板厚(なるべく厚く重く頑丈に)。横板の高さは控えめ
- 響きは素早く終息し、基本的には鳴らず、工夫したり押し込んだときだけ鳴る
- ヴァイオリン族と看做し、ヴィオール族ではないと分類
- 目指すべきは 1850年頃の楽器 (モダン楽器)。オールドでもコンテンポラリーでもない。
- ビオラの音色はチェロの音色に近づいたら負け
- ビオラは普段の鳴りは控えめが良い
- 歳をとると大きいビオラはしんどい (でも 41cmは必要と判断)
- なんとか初期仕様よりさらに横板を狭くしたい
- ネック側、テイルピース側、いずれのブロックについても大きくして頑丈かつ鳴りを止めていきたい
Last modified: $Date: 2024-07-07 $