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 日記形式でつづる いがぴょんコラム ウェブページです。
PlantUML を用いて UML 図を作成するための手順メモです。
PlantUML は、プレーンテキストで UML 図を記述・生成できるツールです。
シーケンス図、クラス図、ユースケース図、アクティビティ図、状態遷移図など、様々な UML 図をサポートしています。
テキストベースで記述できるため、バージョン管理がしやすく便利です。
以下の wget コマンドを使用して、PlantUML の JAR ファイルをダウンロードします。
この例では、LGPL ライセンス下の バージョン 1.2025.2 を取得しています:
wget https://github.com/plantuml/plantuml/releases/download/v1.2025.2/plantuml-lgpl-1.2025.2.jar
次のように java -jar コマンドで実行できます。ここでは、.puml という拡張子の入力ファイルを .svg に変換しています。
java -jar plantuml-lgpl-1.2025.2.jar -tsvg -charset UTF-8 sample.puml
-tsvg オプションにより、**SVG形式**のファイルが生成されます。sample.puml に対して、**sample.svg** という名前の画像ファイルが出力されます。以下は、PlantUML で書かれたシーケンス図の例です:
sample.puml
@startuml
!theme sunlust
!$a  = 42
!$ab = "foo1"
!$cd = "foo2"
!$ef = $ab + $cd
!$foo = { "name": "John", "age" : 30 }
Alice -> Bob : $a
Alice -> Bob : $ab
Alice -> Bob : $cd
Alice -> Bob : $ef
Alice -> Bob : Do you know **$foo.name** ?
@enduml
!theme sunlust は見た目のテーマを指定しています。私が気になるテーマには他に bluegray や aws-orange があります。!$a, !$ab などは 変数定義 です。-> は メッセージ送信を表す構文です。$foo.name のように、構造体風のオブジェクトからフィールドを参照することも可能です。Last modified: $Date: 2025-05-20 $