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日記形式でつづる いがぴょんコラム ウェブページです。
SVGって、すごい技術であるように思えてきました。
おもしろいレポートです。いわゆるオフィス系ドキュメントファイルの互換性もアタマが痛そうな問題ですね。また、VBなどの開発環境という観点も、なるほどそのとおりって感じです。Javaで書かれたアプリケーションが増えていけば、ある程度は克服できそう、なのかしら。開発環境という観点では、いまいち読み切れません。
さて、デスクトップOSということでは、同じことを Windows XPでなぞって考えてみました。思いおこせば、Windows XPの前のバージョンである Windows Meまでは Windows 95系列という MS-DOS時代からの半マルチタスクOSでした。これが Windows XPでようやっと Windows NT系列である、ちゃんとしたマルチタスクOSをベースとしたOSへと移り変わることに成功しました。この Windows 95系列からWindows NT系列への移行のためには、、とても多くの時間と労力が必要だったのです。
まず最初に、サーバOSとしての Windows NT系列の成功が根本に存在しました。Windows NT 3.51から Windows NT 4.0の時代の間に、サーバ用途の中で Windows NTは、かなり多く利用されるようになってきました。基本的に、この時期にWindows NT系のOSの定評は醸造されました。Windows NT 4.0などが成功を収めると、結果的にサーバアプリケーションはかなり充実してきました。そして、それに続いて 次期 Windows NT系のOSである Windows 2000 が登場し、これは大ヒットを納めました。サーバOSとして Windows 2000は、かなりの定評を得ていました。その上、Windows 2000は Windows 95系OSとの互換性も結構高く、一部の利用者は デスクトップOSとして Windows 2000を採用する、そういう事例も増えてきました。こういった背景の結果、次第にWindows NT系OSに対応したクライアントアプリケーションが出そろってきたのです。
その上で マイクロソフト社は Windows XPを Windows NT系OSとしてリリースすることが可能になったのです。ほんとうは Windows Meのリリースの際に、デスクトップOSとしての Windows Meに Windows NT系列のカーネルを採用しようと、当初計画にはあったのですが、これがソフトウェアの対応具合の不足からあきらめ、しぶしぶWindows 95系のまま Windows Meを出したような経緯があります。
さて、同じように LinuxをデスクトップOSとして考えるのなら、メサキ的な観点からは、Windowsがたどったのと同じ道を歩むと、そこそこ成功しそうに思うのが人のサガというものです。そのようにモクロむのであれば、まずは最初にサーバーサイドでの「圧倒的な」成功が不可欠ですし、そこを目指すべきです。「当たり前」に採用されるのではなく、「常識的」に採用されるレベルを、まずは目標として到達しなくてはなりません。そういったサーバーサイドでの成功が、アプリケーションの充実をもたらし、結果的にはデスクトップOSとして地位を確立していく、そのようなステップが 歴史を鑑みるとふつうに思えてきます。
そんな私は、へぼLinuxユーザーです。(間違いなく初心者レベルです)
表示するためには、SVGビューワーが必要です。ただしAcrobat Reader 5.0.5に同梱されていて、私たちが知らないうちに Windowsにインストールされています。
さて、SVGを見るようにHTMLに記載があると、ごくふつうにSVGが表示されますね。これには結構驚きました。SVGって、すごくインパクトありますね。(Acrobat Readerのおかげです。Acrobat Readerさまさまです)なるほど、SVGフォーマットがもっと流行れば、軽量なグラフィックの表現方法が1つ増えるのですね。これはとても期待します。
そして次に驚いたのが、SVGのグラフィックの部分にハイパーリンクが設定されていたら、クリックした時点で普通にリンク先が開きます。これまたびっくりしました。高性能クリッカブルマップのように思えます。これまた便利ですね。これもSVGならではの効能なのですね。認識しました。
Acrobat Readerも 結構普及しているので、SVGって 実は 今すぐ大いに流行しうる重要な技術であるように感じられました。今後 SVGにはチェックを入れていこうと思います。
…一定レベルの技術を習得しておくと、それをきっかけに儲けることができそうな気がしてきました。a-san、すてきな技術を私に教えてくれて、どうもありがとうございます!
TANAKAさんのツッコミ
[igapyon:01286] Re: SVG という技術こんにちは。 SVGに興味を持たれたようですね。 AdobeのVer3が出てから2年以上、なかなか普及しません。一方でau のナビが SVG のようだから十分普及しているともいえます。
下記のページを見たら構想が膨らむ? かも…
あとはアイデアしだいで? お好みで
[注: いがぴょんの手によって、ある程度編集を加えさせて頂きました]
a-sanのツッコミ
渡辺(Aさん)です。紹介してくれてありがとうございます。もう十分使えるレベルにあるからもっと流行ってもいいですよね。
例えば、SVGに出力できるプリンタドライバがあれば、オフィス文書やPDFをSVGに出力できて、Webで手軽に表示できるハズです。今回はリンクの機能を使ったのですが、JudeなどのUMLエディタが こんな機能を実装してくれるとうれしいなぁ~、と思ってます。探せばどこかがやっているかも知れません。では。
米Macromedia、「Flash Player 7」のLinux版をリリース http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/comp/310139 ちょっとずつ、しかし確実にLinux用ソフトウェアが出そろいつつあります。うれしいことです。
LinuxWorld Tokyo2004、注目を集めるデスクトップ Linux http://japan.internet.com/linuxtoday/20040603/3.html 「初心者でも使えるデスクトップ Linux…」の部分に同意。私でも使えるデスクトップLinuxがほしいです。
サン幹部:「Javaもいつかオープンソースに」--実施時期は明言せず http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20069062,00.htm いずれオープンソースにするのであれば、もう、タイミング的に機は熟したでしょうから、近いうちにオープンソース化してほしいなぁ。
米調査--データベースサーバソフトの売上回復、Linuxがけん引 http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20068887,00.htm Linuxが景気を支える、そんな時代も来る、のかしら。
日本IBM管弦楽団 http://www12.plala.or.jp/ibmorch/ すごいなぁ、会社でオーケストラが編成できるなんて…。そういえばNTTにもあったのでしたっけ… ほぼ記憶から抜け落ちています。