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日記形式でつづる いがぴょんコラム ウェブページです。
blanco Frameworkの記事を @ITに書きました。
Subversion に CVS タグのような概念を導入する方法を思いつきました。
最も単純な実現方法は下記のようになります。
開発版用、安定版用に、それぞれ Subversion を 2つ立てる。
開発を行っている間は、開発版用 Subversion リポジトリを利用する。
きりのよい所で、開発版用 Subversion の内容をチェックアウト。そして、これを安定版用の Subversion リポジトリにコミットする。
概念的に、このタイミングが CVSのタグに相当するものになります。 更新内容は全て一度にコミットします。
安定版用 Subversion リポジトリにコミットする際には、きっちりとコメントを記入します。(タグが無い以上、コメントが適切に記入される必要あり!) これにより、リビジョンがすなわち CVSタグと同様の効果をもたらします。
開発版用、安定版用とリポジトリを分けてきっちりとステージングすることにより、結果的に 安定版側のリポジトリのリビジョンが CVSタグに相当する効果を得るのです。また、リポジトリを分けておくことにより、リビジョン番号も分かれていて気持ちよく管理・分類できるように考えます。
例えば、本番機・試験機・開発機と 3つの実行環境を抱えている場合には、ちょうどそれぞれ3環境に対応する Subversionリポジトリを立てておくと、、スムーズに運用することが出来るのであろうと想像しています。
ちなみに、この説明を見たら、Subversionに詳しい人には「Subversion の○○機能を使えば 同じことが実現できるよ」と思うことでしょう。(○○機能の部分は、自分の好きな用語で補ってください)でも そのような実現方法ではなく、リポジトリ分割+ステージングによる 簡明な運用方法による実現によって、初めて 自明でわかりやすい使い勝手が実現できると考えているのです。
ツッコミ
blanco Frameworkの記事を @ITに書きました。
つい先ほど公開が開始されたようです。今回は (今回も?) 記事を書くのに 結構苦労しました。
で、、、年末進行で 記事原稿執筆が あと2本ほど存在するような記憶が、なんとなくよみがえってきました…。