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GlassFish Server 2.1 のインストール手順を簡単にメモしました。
※この日記は実際には 2009-03-03 に記述されました。
GlassFish Server 2.1 を Windows XP にインストールする手順を簡単にメモしました。
インストール準備
あらかじめ Java SDK をセットアップしておきます。
次に、GlassFish のインストール・モジュールを手に入れます。2009-03-03時点の最新安定版は 2.1 (2009-01-23 リリース)となっているので、これを利用します。
そして、GlassFish をインストールするディレクトリを準備します。ここでは「glassfishv2」という名前のディレクトリとすることとします。※空白を含まないディレクトリを指定するのが得策のようです。 C:\glassfishv2
次に、そのディレクトリに GlassFish のインストール jar ファイルを配置します。
インストール開始
それではいよいよ、インストール jar を実行します。 C:\glassfishv2>java -Xmx256m -jar glassfish-installer-v2.1-b60e-windows-ml.jar
すると、ライセンス条項への同意を求める画面が開きます。内容を読みながらスクロールつまみを使って一番下までスクロールさせると「Accept」ボタンが有効になります。ライセンス条項を同意できる場合には「Accept」ボタンを押下してください。
「Accept」を押下すると、モジュールの展開処理が動作します。「installation complete」が表示されたらインストール完了です。
続いて、インストール直後のセットアップ処理をおこないます。
インストールによって作成された glassfish ディレクトリに移動します。 C:\glassfishv2>cd glassfish
ant を使って、setup.xml を処理します。 C:\glassfishv2\glassfish>lib\ant\bin\ant -f setup.xml
一連のセットアップ処理が動作し、最後に「BUILD SUCCESSFUL」が表示されたらセットアップ処理完了となります。
※こういった処理過程のメッセージについても日本語化済みであるというのは、とても嬉しいです。
ドメインの起動
それでは、いよいよ GlassFish サーバを動作させてみましょう。
bin ディレクトリに移動します。※正しくは glassfish/bin ディレクトリーにパスを通すのが正しい方法です。ここでは その手順を割愛しています。 C:\glassfishv2\glassfish>cd bin
asadmin コマンドを利用してドメインを起動します。 C:\glassfishv2\glassfish\bin>asadmin start-domain
起動処理がすべて一段落すると、コマンドプロンプトが戻ってきます。
管理コンソール
それでは、管理コンソールに接続してみましょう。 http://localhost:4848/ ※本来は、「localhost」ではなく適切なドメイン名であるのが望ましいです。特に OpenSSO などと併用する場合には「localhost」のままだと不都合が生じる場合があるので、hostsファイルを編集するなどしてドメイン名を指定するようにする必要があります。 * ユーザー名: admin
ログインが成功すると以下のような画面が表示されます。
ここで、画面上に広がる「登録してください」画面を操作できなくて困る場合があります。(私は困りました。この状況ですが、翻訳作業の結果としてメッセージ文字列が長くなってしまい、画面からダイアログがはみ出してしまったために発生しているものと想像します)スクロールつまみを使うと、以下のように「登録してください」画面のボタンが表示されます。あなたが希望する内容のボタンを選択して下さい。すると、この画面は閉じられます。
あとは、一般的な Web アプリケーション・サーバーの管理コンソールと同様の操作によって利用していくことができます。※以下は Web アプリケーションのデプロイなどを行う画面です。
GlassFish を停止するには、以下のコマンドを実行します。 C:\glassfishv2\glassfish\bin>asadmin stop-domain
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