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Ubuntu 10.04 LTS Desktop 日本語 Remix CD をハードディスクにインストールする場合の初めての Linux 入門用メモを作りました。
Ubuntu 10.04 LTS Desktop 日本語 Remix CD をハードディスクにインストールする場合の初めての Linux 入門用メモを作りました。
前提条件
Ubuntu 10.04 LTS Desktop 日本語 Remix CD が手もとにあること
該当する CD-ROM は Ubuntu Magazine Japan vol.04 を購入することなどによって入手できます。
(詳しい人向け) Ubuntu Japanese Team のサイト から該当 ISO ファイルをダウンロードして、これを CD-R に焼き付けて利用することもできます。
Intel CPU ベースの PC であること
PC にインストール済みの既存 OS を削除しても良いこと
この手順を実施すると、お使いの PC の内容がまったく消えて無くなってしまいます。 消えてしまうと具合が悪い場合には、この手順は実施しないでください。
必要に応じて、PC の内容を事前にバックアップしてください。
プリ・インストール・モデル PC などで、リカバリー CD-R ディスク作成機能がある PC の場合、事前にリカバリー CD-R ディスクの作成を実施することをお勧めします。
256 MB 以上のメモリを搭載していること
CD-ROM ドライブから起動できること (PC によっては、BIOS の設定を変更する必要がある場合があります)
ネットワークに接続できる環境があること
インストール時には有線ネットワークでインターネットに接続できていることが望ましいです。
CD-ROM ドライブに「Ubuntu 10.04 LTS Desktop 日本語 Remix CD」を挿入した状態で PC の電源を投入します。
Ubuntu 10.04 の起動初期画面が開きます。
Ubuntu 起動スプラッシュ画面が表示されます。
Ubuntu インストール・ウィザード (1/7) が表示されます。
Ubuntu インストール・ウィザード (2/7) が表示されます。
Ubuntu インストール・ウィザード (3/7) が表示されます。
Ubuntu インストール・ウィザード (4/7) が表示されます。
「ディスク全体を削除してから使用する」ラジオボタンを選択し、インストール先のハードディスクを選択し、「進む(F)」を押下します。
この手順は、指定したハードディスクの内容を削除してしまいます。削除されることを望まないのであれば、この手順以降に進んではなりません。
★まったく OS がインストールされていない PC における例。 ★すでに OS がインストールされている PC における例。 Ubuntu インストール・ウィザード (5/7) が表示されます。
アカウントの名称、パスワード、コンピュータの名前を入力します。
「あなたの名前を入力してください」の欄には、あなたの名前やニックネームなどを入力します。
「ログインに使う名前を入力してください」の欄には、ログイン名を入力します。通常は、英文字からはじまる英数字をつかった名称とします。(英数字以外にも利用可能な文字はありますが、ここでは説明を省略します)
「アカウントを安全に保つために、パスワードを入力してください」の欄には、ログイン時に利用するパスワードを入力します。なお、ここで入力したパスワードは忘れないように注意する必要があります。
「このコンピュータの名前を入力してください」の欄には、このコンピュータをあらわす任意の名称を入力します。通常は、英文字からはじまる英数字をつかった名称とします。(英数字以外にも利用可能な文字はありますが、ここでは説明を省略します)
Ubuntu インストール・ウィザード (6/7) が表示されます。
(必要に応じて) 「拡張...」を押下します。 OS を起動する最初の仕組み (MBR) のインストール先を調整する必要がある場合に実施します。
MBR の調整が必要ない場合ば、何もせず、そのまま「インストール」を押下します。
★ひとつ前の画面で「拡張...」を押下した場合にのみこの画面が表示されます。詳細オプション・ダイアログが表示されます。
インストールが開始されると、インストールの進捗を示す画面が表示されます。
インストールが完了すると、「インストールが完了しました」ダイアログが表示されます。
Ubuntu インストール後の再起動の最後では、以下のような画面が開きます。
Ubuntu のインストールを終えると、PC 起動時には、以下のようにログイン画面が表示されます。
ログイン画面にパスワードの入力をうながすテキスト・ボックスが表示されます。
Ubuntu が起動すると、以下のようなデスクトップ画面が表示されます。
Ubuntu をインストールした直後に、「アップデート・マネージャ」がアイコン状態で表示されています。ここでは、アップデートをうながすようになっている場合があります。
★ネットワークに接続できている環境であることが前提。
インストール直後は、まず「アップデート・マネージャ」を用いて、可能な範囲でアップデートをおこなうことが強く推奨されます。そうしないと、おもわぬセキュリティ・リスクに遭遇してしまう危険があるためです。
画面左下に「アップデート・マネージャ」が表示される場合には、これをクリックします。すると、現在適用可能なアップデートが表示されます。
アップデートの実行に際しては、パスワードを入力する画面が表示されます。
アップデートの進捗が表示されます。
場合により、操作のタイムアウトなどによって、画面がロックされる場合があります。
最初のアップデートが終わると、再起動をうながす画面が表示されます。
これで、Ubuntu のインストール手順は終わりです。
起動した Ubuntu を終了するには、画面の右上にある電源の形をしたアイコンを押下してメニューを表示させ、「シャットダウン...」メニューを選択します。
「シャットダウン」ダイアログが開くので「シャットダウン」ボタンを押下します。
これで、Ubuntu 10.04 をハードディスクにインストールして入門するための準備の手順は終わりです。さあ、ぜひ、Linux に入門してみましょう。
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