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2017-02-07 diary: [English] 機械翻訳指向の日本語作文技術

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[English] 機械翻訳指向の日本語作文技術

最近の無料 機械翻訳 web サービス事情動向

ここ最近、世の中の無料 web サービスによる機械翻訳の翻訳品質は、急激に且つ目覚ましく向上してきています。 そしていよいよ、日本語を読めない人であっても機械翻訳の力によって日本語がたやすく読むことが可能な時代が到来したのです。

これは、私には画期的なことであるように思われています。 私の場合、ドキュメントや資料などを日本語と英語の両方で作成する必要に駆られることがありますが、英和の機械翻訳の翻訳品質が十分に高い時代では、日本語でのみ文章作成してしまえば良いからです。これは、ものすごく大きなメリットです。

でも、でもですね、どんな日本語文章であっても高い品質で機械翻訳されるわけではない点に注意が必要なのです。 じつは、現状の無料系 web サービスにおいては、日本語の文章の書きっぷりによって、翻訳品質は非常にばらついてしまうのです。

機械翻訳に好適な日本語作文能力

そこで大切なのが、機械翻訳指向の日本語作文技術の習得なのです。 私達が作文するこれからの時代の日本語文章は、人間に読みやすいかという観点とともに、機械支援翻訳のソフトに読みやすいかどうかも意識する必要が出てきたのです! 驚きの新観点ですね。

機械翻訳向け作文のコツ

さて、それでは、そのような機械翻訳指向の日本語作文の入門の基礎のキソのところをお伝えしましょう。

そして、作文した日本語文章を 機械翻訳に翻訳してもらうのです。ちなみに、和英でチェックするのが、第一外国語が英語である多くの日本人には馴染みやすいことでしょう。 ここで得られた翻訳結果の英語が崩壊していたら、機械翻訳を責めるのではなく、自分の日本語作文に疑いの目を向けるようにしましょう。

機械翻訳向け作文のコツ その2

新聞記事の流儀で書かれたものも、機械翻訳で英文にしたときに読める英文になりやすいとのことです。(某凄腕ライターさま談)

Simplified Japanese

さて、そのようにして得られた日本語文章は、機械翻訳を意識しない日本語文章からみると かなり違和感あるかも知れませんね。でも、それで良いのです。 実は、ご存じない方もいらっしゃるかも知れませんが、これは経験豊かな英語ネイティブな人がすでに体験していることでもあります。 英語ネィテイブの人で 且つ 国際的に活躍する人に、ノンネイティブ向けの話し方を訓練した人は、(機械翻訳にかかわらず) ノンネイティブ向けの英語作文や英語会話を習得しています。 彼ら・彼女らにとって、ノンネイティブ向けのバイアスのかかった英語は、非常に違和感のあるものであることでしょう。それでも、彼ら・彼女らは、コミュニケーションの手段として、ノンネイティブ向けの英語を操る必要があるし、それが価値が高いのです。(Simplified English などと呼ばれるようです。それを日本語に応用したら「Simplified Japanese」とでも呼ぶのでしょうね。某翻訳フレームワークの主ペシャリストさま談)

、、、それと同じことをやるつもりで機械翻訳向けの日本語作文訓練を繰り返せば良いだけなのです。幸いなことに、機械翻訳の場合、語彙数の上限は(機械翻訳の辞書がかなり効果を発揮するために)ノンネイティブ向け英語よりも緩やかであることも魅力なのですよ。

真のプログラマーなら Simplified Japanese を習得できるはず

そして、、、それは、読みやすいプログラミングがなされたソースコードにも似ています。(指摘 by 中山先生) プログラマーの人は、より一層、機械翻訳指向の日本語作文技術を習得しやすいことでしょう。

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Last modified: $Date: 2017-02-10 $

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