[tuneviolin] ヴァイオリン松脂システム
私の「ヴァイオリン調律」に関する考えについて、ここでは松脂およびシステムに関するメモをします。
(*) ここで書いてあることは、一般のヴァイオリン演奏従事者とは、かなり異なる考え方になっています。特殊です。一方、それによって私のヴァイオリンの音色は支えられています。
- 大前提として、日本の気候に適した松脂を探すことがとても重要です。
- 松脂の重ねがけに適した松脂を選びます。
- これはとても特殊なことですが、後述の松脂の重ねがけを私は利用しているため必要なのです。
- 松脂の色を選びます。
- 私は明るい音色を出したいので明るい色の松脂を選びます。(不思議ですが相関関係あり)
- 同じメーカーの同じ種類の松脂であっても個体差があります。購入時には必ず色の確認を。
2018/07/16時点の私の松脂システムは以下の通り。松脂を個としてとらえずにシステムとして把握し運用しています。
- ファンデーション : Old Master Gold II
- 弓の張替え直後にしっかり塗る。ただし塗り過ぎには注意する。
- 軽い荷重にて 30 分程度かけてサラサラと塗る。
- 馬毛の状態をイメージしながら注意を怠らない。
- 通常利用 : メイン : Daniel Silver Rosin
- 弾く時、弓を張った時に、馬毛の保護目的で塗る。
- 都度一往復程度は最低でも塗る。弓先から弓元、そして弓元から弓先へと1往復。
- 通常利用 : 味付け : Daniel Gold Rosin または Old Master Gold II
- 音色のお好みで隠し味程度にほんのり塗る。
- Daniel Gold Rosin により音色にきらめきが加わる
- Old Master Gold II により音色に往年の大家の音色が加わる
- Old Master Gold II は塗りすぎに注意
Last modified: $Date: 2018-07-16 $