いがぴょん固有の ヴァイオリンのメモですメンテナンスや基礎練習など 日々の注意に関するメモが含まれます。かなり特殊でユニークな方法です。一般のヴァイオリン奏者の方々には全く薦められません。猛毒みたいなものですので、このページは見ない方が良いです。
2009-07
駒が 常に正しい向きになっているかどうかチェックする。駒の向き(角度)が正しくないと音の延びに重大な影響が出る。
定期的に 信頼のおけるヴァイオリン職人に ヴァイオリン調整を行って貰う。特にいがぴょんのヴァイオリンは新作 (1991年製)なので、音色の進化のために定期的な調整は欠かせない。ただし、製作後 20 年ほど経ち、以前ほどこまめな調整は必要なくなってきた。最近は、ざらざらめで調整して貰っています。でもこれは一般の方々には理解できないような 特別な調整セッティングです。
A-D-G弦は 6 ヶ月に 1 回程度のペース張り替える 以前は 1 ヶ月に1回は張り替えていたが、オブリガート弦に乗り換えた頃は3~4ヶ月に1回の張り替えペース、そして エヴァピラッチ にしてからは 半年程度まで頻度が下がっています。
2009.04時点: A線, D線, G線: Pirastro社: EVAH Pirazzi (エヴァピラッチ)
2009.04時点: E線: Kaplan社: GOLDEN SPIRAL SOLO (ゴールデンスパイラル ソロ) ループエンド
2009.07 今は とある秘密の種類の毛を利用しています。
張り替えは 6ヶ月に1回のペース。 ただし、すべり始めたら、この限りにあらず。梅雨明けなどは、張り替えのタイミングっぽい?
2009.09 松脂 (Rosin) は以下の 2 種類を併用しています。
Andrea Rosin Violin: VITALI (Rosin for Symphony)
黒猫 (MILLANT-DEROUX) dark
遠くの方に響く音を得るために 下記のような注意をしています。
音階練習。
基礎練習の合間にも こまめにチューニングを行うこと ヴァイオリンの響きや音色は この段階で決まっていきます
私が持っているヴァイオリンは Stefano Trabucchi 1991 Cremona という作品です。
Stefano Trabucchiさん本人のページ
Stefano Trabucchiの作品を販売している店の一つ
Hiroko Miyazakiさんという方のページ。私と同じ作者のヴァイオリンを弾かれています。
関連する日記
私のヴァイオリン奏法は 比較的 下記のような特徴を持ちます。
最近、体が硬くなり、やむを得ず肩当てを使うようになりました。肩当てを使い出して気がついたのですが、肩当てがあると なんと速いパッセージが弾きやすいことか!意外な効果がありうれしいです。
2009-07 時点では、音色がレーピンさんの音色と似通っています。利用している弦の種類が似ていることが大きく起因しているものと想像されます。
2007-07
駒が 常に正しい向きになっているかどうかチェックする。駒の向き(角度)が正しくないと音の延びに重大な影響が出る。
定期的に 信頼のおけるヴァイオリン職人に ヴァイオリン調整を行って貰う。特にいがぴょんのヴァイオリンは新作 (1991年製)なので、音色の進化のために 定期的な調整は欠かせない。多くの場合音色を締めて貰っています。でもこれは 一般の方々には理解できないような 特別な調整セッティングです。
A-D-G弦は 最悪でも 4ヶ月に1回程度のペース張り替える 以前は 1ヶ月に1回は張り替えていたが、オブリガート弦に乗り換えた最近は、3~4ヶ月に1回の張り替えペースまで下がっています。
2007.04時点: A線, D線, G線: Pirastro社: EVAH Pirazzi (エヴァピラッチ)
2007.04時点: E線: Kaplan社: GOLDEN SPIRAL SOLO (ゴールデンスパイラル ソロ) 0.27
E線は 最悪でも2ヶ月に1回程度のペースで張り替える
E線以外について、ある程度のペースで よじれを除去する。これにより弦の寿命が延びて ヴァイオリンの倍音が増える。 2007.04 今は 潔く張り替えるようにしています。
ゆるく張って貰うように依頼している
2007.04 今は普通に張ってもらっています。
ムスタングを基本としていたが 最近普通の弓の毛にも興味を持ち始めている。
2007.04 今は 秘密の種類の毛を利用しています。
張り替えは 3~4ヶ月に1回のペース
最近は 松ヤニに 木箱入りの ベルナーデルを利用している。
遠くの方に響く音を得るために 下記のような注意をしています。
あごあて をはずしてチューニングすること (ちなみに、いがぴょんは肩当ては全く利用していません)
太ももの上にヴァイオリンを寝かせて置いて、f字孔の正面に顔がある状態にしてチューニングする
E線アジャスターが堅いことが多いので、布をあてがってチューニングする
チューニングする場所に気を遣う。響きの無い所の方が 音色をコントロールしやすい。
基本的に あごあてをはずして基礎練習を行うこと ヴァイオリンの音色に重要な意味を持ちます
基礎練習の合間にも こまめにチューニングを行うこと ヴァイオリンの響きや音色は この段階で決まっていきます
最後に バッハの無伴奏ヴァイオリン曲の中から1曲選んで練習する ボーイングの妥当性や指使い(フィンガーリング)の基本などを再度チェックするため
ヴィブラートの練習もたまには行うこと 原則として ヴィブラートの練習時以外にはヴィブラートはかけない。曲の練習の際にヴィブラートをかけるのは論外。上手い人で ヴィブラートをかけて練習する人なんていない。
私が持っているヴァイオリンのひとつは Masiero Renato 2008 という作品です。(実際の製作は 2009 年の模様)特別にお願いして作ってもらいました。
私が持っているヴァイオリンのひとつは Stefano Trabucchi 1991 Cremona という作品です。
Stefano Trabucchiさん本人のページ
Stefano Trabucchiの作品を販売している店の一つ
Hiroko Miyazakiさんという方のページ。私と同じ作者のヴァイオリンを弾かれています。
関連する日記
礼服の上着が重い。具体的には 礼服のヒジの部分の重みで 普段はうまくいっているボーイングが どうも影響受けてしまいうまく行かないことが多い。軽い礼服を作る なんて工夫が必要か?
本番時には 舞台袖で弓のはりを最終チェック。本番ステージ上では なるべく触らない方が安全。
あご当てを あまりきつく締めすぎると 音色が止まってしまうので その締め具合には十分に気をつかう。
私のヴァイオリン奏法は 比較的 下記のような特徴を持ちます。
左手ヴィブラートをあまりかけない →一層正確な音程が要求される
右手の圧力をあまりかけない
口を開けて弾く
動いて弾く
既存のヴァイオリン奏者としては、総合的には ヴァイオリニストの森悠子さんが一番近いと思われます。(実際に指導を受けて そのように強く思いました)ちなみに音色だけに関して言えば ヴァイオリニストのGil Shaham(ギル・シャハム)さんが一番近いと考えられます。以前録画したDVDを聴いていて 『なんだかえらく似ているなぁ~』と思いました。まあ私は ぜんぜん速いのが弾けませんけれどもね。単なる外観で 口を開ける点に着眼したら、ギドン・クレーメルさんと似ています。なんで口が開くのかなぁ… (苦笑)